ユーロに加盟していないイギリスの通貨「ポンド」の特徴

ユーロに加盟していないイギリスの通貨「ポンド」の特徴

欧州連合(EU)の一員でありながら共通通貨のユーロを導入していないイギリス。イギリスの通貨ポンドは、米ドルにその座を譲るまで、世界の基軸通貨として君臨していました。現在もヨーロッパの代表的な通貨のひとつです。

 

イギリスは先進国でありながら、原油や天然ガスが豊富な資源国でもあります。そのため原油価格が上がれば英ポンドも買われやすいなど資源価格の影響を受けます。2008年までは高金利通貨のひとつでしたが、リーマンショック以降は政策金利が次々に引き下げられ、円、米ドル、ユーロと並んで超低金利となっています。

 

ユーロ圏とは一線を画しているとはいうものの、英ポンド/米ドルとユーロ/米ドルの値動きは似ています。ただし、ユーロに比べると流通量が少ないため、値動きが大きいのが特徴です。同様に英ポンド円の値動きも激しく、1日の中でも大きく動くことがあります。その分、FX取引においては面白みがある通貨ともいえますが、リスクが高いことも念頭に置きましょう。

 

ポンド

 

今後も増える?ユーロ導入国

 

適用除外規定が定められているイギリスとデンマーク以外の全ての欧州連合加盟国は、欧州連合条約によってユーロの導入が義務付けられている。そのため、今後もユーロ導入国は増えるはずだが、導入に当たっては物価の安定性や政府の財務状態、為替相場や状況、長期金利の状況という4つの収斂基準を満たすことが必要であり、ハードルは高い。