第2の基軸通貨「ユーロ」の特徴

第2の基軸通貨「ユーロ」の特徴

1999年に欧州連合(EU)の共通通貨として取引が始まったユーロ。当初は銀行決済など帳簿上の通貨として使用され、現金の流通が始まっだのは2002年からです。

 

当初は17力国で始まりましたが、現在、ユーロを導入しているのは、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどの17力国。ユーロ圈は人口、GDPともにアメリカに並ぶ規模があり、ユーロ誕生から10年あまりで、米ドルと並ぶ第2の基軸通貨と位置づけられるほどの存在感を持つようになりました。

 

ユーロの発行、管理を行うのは欧州中央銀行=ECBで、ユ-ロ圏の金融政策は、ECBが一元的に行っています。ただし、加盟国により経済規模やインフレ状況などが異なり、利害の対立もあるため、舵取りが難しい一面もあります。 ECBの本部はドイツのフランクフルトに置かれており、ユーロの中心的な位置を占めるのはドイツです。そのためユーロの動向を探るには、ECBの政策金利に加え、ドイツの指標を確認することも重要です。

 

外国為替の取引では、対米ドルのレートが基本となるため、ユーロ/円の為替レートは、ユーロ/米ドルと米ドル/円のレートから計算します。例えば1米ドル=80円、1米ドル=0.8ユーロだとします。この場合、0.8ユーロ=80円、0.8ユーロX1.25=1ユーロ×80円、よって1ユーロ=100円となります。

 

ユーロ